少しのリミット

最近少しの事でいらいらする。
自分なりには頑張っているつもりなのだが、なぜか空回りする。

うそつきと無関心に囲まれて日々を過ごし、くだらない言葉や、罵倒に少しづつ
心が剥離しているのが分かる。


関東の暮らしは好きだ。だって気楽だ。でも今の仕事には正直先が見えない。
地元の有力企業ってだけで、親の意思に逆らえなかった大学4年。
他にも企業は決まっていた。そこに本当は行きたかった。でも貫き通せなかった。

教授に推薦書を書いて欲しいと言えなかった。だってかれは私を嫌っていた。
当時の私には勇気がなかった。


エスチョン:じゃあ「私」は親が悪いから今の道へ?


世間一般の模範解答は。
お前が甘い、親のせいにするな。だろうね。

家にこもってたい。2年くらいそのままこもりたい。そんな気持ち。

何社か内定はあった。親に相談した。それが間違いだった。結局親なんて他人みたいなもんじゃん。
金のつながりはあっても一度も本音で話したことなんかない。
建前で生きるように仕向けたやつら。

なんかどうでもいい。このまま溶けれたら気持ちいいだろうなと思ったり。
でもどうにもならない。

味方とか話を聞いてくれる人っているのだろうか。
誰も結局話なんて聞いちゃくれない。だって他人の事だもの。自分の世界がだいじ。
人に聞くことを求めながら、いざ自分がと思ったら聞きたくない。いやな奴だ。


私のまわりにはろくな人がいない。どうしたらいいのか。
深夜でぽつぽつと剥離した心の破片が水面へ浮いてくる。稚拙な文章だとは分かってるけど
ここしかこんなこと書けない。日記みたいなもんに書いて完全なオフレコにしてもいいけど
それってなんかむなしい。せめてもの反感。


なんか色々いやだ。もっと事務的に日々を行きたい。悩みたくない。
所詮ひとりなのだ。誰もはなしなんか聞いちゃくれない。
みんなどうしてるの、がまんしてるの。


明日もあさがやってくる。あけがたは皆既月食
それまでに溶けれたらどんなにいいだろうか。
氷が溶けたら血に変わるけど、私は溶けたら何が残る。
よくわからないまま今日は寝る。わからないわからない。