悪の教典

タイトルの「悪の教典上、下」をただいま読了。
伊藤英明主演の映画が公開されるってんで、気になって読んでみた。
想像のはるか上。。面白すぎた。
主人公の英語教師蓮見先生かっこよすぎる。
やってることは外道なんだけど、凄く惹かれた。
殺人という手段を用いるのは特別な事じゃない。俺は一般人より選択肢が広いだけ。。

上巻はどちらかといえば導入編で、下巻が本番みたいな感じ。
上巻は学校内で起こるちょっとしたトラブルをクールに解決して行くのだが、その解決方法がどんどん
蓮見流にエスカレートしていって、下巻の凄惨な事件へと進んでいく。
個人的には上巻の感じがすごく好きだったから、もっとシーズン見たかった。
知略をめぐらせて、自分好みに学校内の雰囲気や人間関係を作り変えていく様が爽快。
下巻は全くの予想外。まさかああまで露骨な事件を引き起こすとは。。

色々書きたいが、書いて感想さらすよりも、是非たくさんの人に読んで欲しい。
まじで読んで欲しい。
貴志先生こんなに面白い作品ほんとにありがとう。11月10日映画みにいきます。
単行本で読んだんだけど、蓮見先生の雰囲気は伊藤英明によくマッチしてる。ただし、カッコよくて、知略に長けてて、残酷(本人は残酷とは全く思っていないが)
な主人公をいかに演じるか、そして作品を三池監督がどう魅せるか楽しみでしょーがないぜ。

悪の教典 上 (文春文庫)

悪の教典 上 (文春文庫)

悪の教典 下 (文春文庫)

悪の教典 下 (文春文庫)